姫路城、奈良、京都の旅5(奈良、唐招提寺その2 唐招みそ) [日本国内の旅]
奈良の旅、唐招提寺の続きです。
金堂を観た後は、後方にある講堂へ。
わきにある礼堂にはなにやら細い竹か、笹筒の用な物が干されていました。
聞くとうちわまき用の宝扇(うちわ)の柄を干しているそうです。
講堂の中に入って仏像を観て、帰りがけに売店で唐招みそを買いました。
このみそは再興されたものだそうですが、紀州御坊にその名残を伝えていて
当山(唐招提寺)伝承の秘法に基づく勘案が加えられているそうです。
原料には瓜、茄子、しょうが、しそ、米、麦、大豆、塩、砂糖が使われており、
現在の味噌と言うよりは奈良漬の原型に近いのかもしれません。
大豆、麦、米が粒のまま入っている為かはわかりませんが、
奈良漬よりはきつくはなくては、ご飯のおかずという感じで食べています。
かの鑑真和上が苦難の末に来日した際、中国から持ち込んだこの食べ物(唐招みそ)を
聖武天皇に献上。聖武天皇が「我が国未曾有の美味しさ」とこの食べ物を褒めたので、
『味噌』の由来になったとか。
話しのネタに買ってみるのも良いかもしれません。
一緒にあった鑑真茶も買えば良かったかな。
うちわまきの記事と唐招提寺のおみやげは以下を参照。
http://www.toshodaiji.jp/index.html
http://www.toshodaiji.jp/goods.html
礼堂に何かが並べられています
なになに、うちわの柄とな
ここが講堂です
この建物も当時の姿のまま遺されています
中は撮影出来ないので外から入り口を
何の花の柄でしょうか?
有名な蓮の花とは違いますね
別な角度から講堂を
手前は金堂で左は鐘楼です
鐘楼
これが唐招みそ
緑の紙包みには、昔の唐招提寺境内の図が描かれています
包みを開けてみると何やら出て来た
少し小さめの瓜や茄子と、大豆や麦や米は粒のままです
現在の形の味噌とは全く異なります
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